お知らせ
抗てんかん薬の自主回収情報について 2019.07.12
抗てんかん薬として製造販売されている『デパケンR錠100㎎』について、
今月8日に協和キリン株式会社が、自主回収に関する情報を発表しました。
発表された情報の要点は、次のとおりです。
○製剤の溶けやすさ(溶出性)を調べる試験で、出荷していない試験品の一部について長期に保存した場合、溶出性がわずかに早まる結果が得られた。
○溶出性が早まる結果が得られた製品は出荷をしていないので、健康被害の可能性はないが、将来的な懸念を払しょくするために医療機関にある該当する製品を回収する。
○回収の対象は、『デパケンR錠100㎎(PTP包装)』のみで、『デパケンR錠200㎎』には問題はない。
現在、『デパケンR錠100㎎』の処方を受けている皆さんについては、お手元にある本剤による健康被害の可能性はないため、今回の回収対象にはなっていません。
本剤を服用中の方は、ご自身の判断で服薬を中止しないでください。
なお、今回の『デパケンR錠100㎎』の回収について、不安なことなどがありましたら主治医(医療機関)またはかかりつけの薬剤師(薬局)にご相談ください。
※当協会の相談ダイヤル(無料)、
TEL.03-3232-3811(平日/月・水・金曜日 13:15-17:00)も、ご活用ください。