お知らせ
「世界てんかんの日2020」記念イベント 2会場で実施しました。 2020.02.14
◕医療講演会
◇日時:2月11日(火・祝) 午後2時~午後4時
◇会場:神田明神ホール(千代田区)
国際てんかん協会(IBE)と国際抗てんかん連盟(ILAE)が2月の第2月曜日に定めた「世界てんかんの日(IED)」(今年は、2月10日)を記念し、日本でも5年目となる記念のイベントを神田明神ホールで実施しました(参加者:約140名)。
この事業は、当協会と日本てんかん学会の共催で企画・実施し、てんかん治療研究振興財団、全国てんかんセンター協議会が後援する、国内のてんかん関連全国組織すべてが関与する事業です。また、今年も一昨年度からに引き続き、㈱TOKYO TOWERの理解を得て、東京タワーイベントスペース(フットタウン2F特設コーナー)で、世界てんかんの日を周知するとともに、てんかん正しい情報を見聞きしてもらう啓発展示を行い、多くの東京タワー来場者が立ち寄ってくれました。
※「世界てんかんの日」は、一般社団法人日本記念日協会に公式記念日として登録されています。
◇イベントの内容(敬称略)
・開会あいさつ 「世界てんかんの日と世界のうごき」
河合 謙介(一般社団法人日本てんかん学会 副理事長)
・来賓あいさつ(行政報告)「日本におけるてんかん施策」
風間 信之(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部 精神・障害保健課 心の健康支援室室長)
・医療講演「てんかんの最新治療法と今後への期待」
池田 昭夫(一般社団法人日本てんかん学会 理事長)
・世界からこんにちは(同時中継)「私たちも取り組むてんかん運動」
・てんかんのある人と家族からのメッセージ「てんかんとともに生きる」
今井 友樹(兄妹)
・閉会あいさつ・アピール「てんかん宣言」
梅本 里美(公益社団法人日本てんかん協会 会長)
当日は、医療講演で正しい知識を普及させるとともに、当事者・家族からのメッセージが感動を呼ぶ講演会となりました。また、この事業を後援している厚生労働省から、昨年に引き続き根本匠厚生労働大臣から祝辞を受け、今後さらなる発展が期待できるイベントでした。この他に、松本純衆議院議員を始め多くの皆さまから祝電をいただきました。皆さまにこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。
◕東京タワー・記念啓発イベント
東京タワーイベントスペース(フットタウン2F特設コーナー)にて、9-11日の3日間、10時~17時まで啓発活動を行いました。マスコットキャラクターあかりちゃんや顔出しパネルでの記念撮影、てんかんに関するパネル展示、資料提供、記念品(缶バッチ・風船など)を配りました。
・おくすり手帳を参加者に配布しました。
てんかんのある人に役立つオリジナル「おくすり手帳(カバー付)」を、2018年度の宝くじ社会貢献広報事業の助成を受けて作成したものです。ご活用ください。