てんかん重積状態の治療剤である「ブコラム口腔用液」（一般名：ミダゾラム以下「ブコラム」）について、武田薬品工業株式会社が9月25日厚生労働省より製造販売承認を取得しました。

『ブコラムは国内初のてんかん重積状態に対する頬粘膜投与製剤であり、医師の指導に従い、家庭内など医療機関外でも投与可能です。 当社の日本開発センター所長である廣田直美は「頬粘膜投与のブコラムは、てんかん重積状態における緊急を要する治療において利便性および即効性を有する新たな治療オプションとして、日本の患者さんに貢献できるものと期待しています」と述べています。

海外において、ブコラムの頬粘膜投与は既に非静脈経路の薬剤として広く使用されており、米国てんかん学会ならびに英国NICEのガイドラインにおいても、小児てんかん重積状態初期治療における推奨薬剤の一つとして記載されております。』（プレスリリースより抜粋）

詳しくは、下記プレスリリースをご覧ください。

武田薬品工業株式会社・プレスリリース（2020年9月25日）
てんかん重積状態の治療剤「ブコラム口腔用液」の日本における製造販売承認取得について